
■はじめに
常日頃から当社事業へのご理解とご支援を賜り誠に有難うございます。
当社グループは、株式会社SBR及び連結子会社であるエンパワーヘルスケア株式会社の2社で構成されており、『日本のスモールビジネスを活性化するエンジンとなる』ことをグループ共通のビジョンとして掲げ、従業員20名以下の小企業のパートナーとして、小企業の活性化に繋がる価値あるITソリューションを提供し続け、全てのステークホルダーのご期待に応えていくために、健全な事業活動の運営を通じて、継続的な企業価値の増大を図ることを目標として事業活動を展開しております。
当社グループが目標とする企業像としましては『高付加価値※1・クリエイティブ・セールスカンパニー』を掲げております。当社の主力商材でございます「ITパッケージ」に代表されるように、当社は「顧客(消費者)起点の商品開発力」という強みを有しており、もう一つの強みである当社の営業力が加わることで、当社が目指す企業像を実現できるものと考えております。高付加価値商品及びサービスを『創って(企画)、作って(製造・制作)、売る(営業)会社』=『高付加価値・クリエイティブ・セールスカンパニー』の実現を目指して、一歩一歩着実に前進してまいります。
■第14期(平成23年3月期)の経営方針
第14期(平成23年3月期)の経営方針は、事業面のテーマといたしまして『利益体質への転換に向けた事業構造の改革』を掲げました。前期にて「本業回帰」の方針を打出し、経営支援サービスやグループ子会社の「選択と集中」を実施すると共に、販売管理費の徹底的な見直しを行った結果、損益分岐点売上高は劇的に下がり、利益体質への転換に向けた土台固めまでは形にすることができました。
今期におきましては、利益体質への転換に向けまして、事業全般の業務プロセスを再構築し、生産性及び効率性を高めることを目的としまして「BPR※2の推進による生産性の追及」に取組んでまいります。具体的には「ITパッケージ営業における営業スキルの底上げ」、「アポイント活動の業務プロセスの再構築」、及び「契約プロセスの一元管理体制の確立」を進めてまいります。また、ITパッケージに続く次世代コア商材の開発に着手してまいるべく「ストック型ビジネスへの転換に向けた次世代コア商材の開発」に取組むと共に、ローコスト・オペレーションの定着化を図るべく、今期も引続き「ローコスト・オペレーションの継続実施」に取組んでまいります。
経営面のテーマといたしましては『内部管理体制の更なる強化』を掲げました。当社は、本メッセージ掲載時点におきまして、株式会社大阪証券取引所より特設注意市場銘柄に指定されており、内部管理体制の改善が必要とのご指摘を受けております。このような状況を受けまして、「コーポレート・ガバナンスの強化」、「再発防止策の継続実施」、及び「開示書類に関する法令遵守体制の整備」に更に取組んでまいる所存でございます。
■SBRグループのターンアラウンドに向けて
当社グループと取巻く事業環境といたしましては、不透明な経済環境が続いておりまして、当社のターゲット顧客でありますスモールビジネス(小企業)におきましても、厳しい市場環境が続いている状況でございます。そのことが、主力商材でございます「ITパッケージ」の受注量の減少に繋がる等、当社の業績にも影響が出ております。
このような厳しい事業環境ではございますが、喫緊の課題である「利益体質への転換」を実現していくために、今期の当社グループの定量的な目標として「営業利益ベースでの黒字転換」を掲げまして、平成19年3月期から継続しております赤字決算を5期ぶりに回避し、業績の回復、そして安定化に向けた転換期として今期を位置づけるべく、上記の経営方針に取組んでまいります。
平成22年6月24日開催の株主総会において新たな経営陣が選任され、新生SBRグループとして改めてスタートを切ることになりました。新体制の下、当社グループのターンアラウンドに向けて全従業員一丸となって踏み出していく所存でございます。
当社グループの全てのステークホルダーの皆様におかれましては、今後とも変わらぬ当社事業へのご理解とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
※1:SBRグループにおける高付加価値とは、「高い優位性をもって、高い利益率を実現し、顧客に高品質のサービス及びサポートと、高い満足を提供する」という意味で使用しております。
※2:Business Process Reengineeringの略で、企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、プロセスの視点で職務・業務フロー・管理機構・情報システムを再設計することをいいます。
2010年 6月吉日
